精選版 日本国語大辞典 「打上」の意味・読み・例文・類語
ぶち‐あ・げる【打上】
〘他ガ下一〙 (「ぶち」は接頭語)
① 取り上げてしまう。奪い取る。
② すっかり上げる。
③ 大言をはく。大言壮語する。
※滑稽本・浮世床(1813‐23)初「ぬけぬけとした事をぶち上(アゲ)るぜ」
うち‐のぼ・る【打上】
〘自ラ四〙 (「うち」は接頭語)
② 高い所へのぼる。
※天草本平家(1592)四「タカイ トコロニ vchinobotte(ウチノボッテ)」
③ 都の方へ行く。
※愚管抄(1220)五「頼朝が打のぼらんことをまちて」
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