打抜く(読み)ウチヌク

デジタル大辞泉 「打抜く」の意味・読み・例文・類語

うち‐ぬ・く【打(ち)抜く/打ち貫く】

[動カ五(四)]
強くたたいたり、突き刺したりして穴をあける。「くぎ板壁を―・く」
厚紙や金属板に型を当てて、その型どおりに抜き出す。「玩具の型を―・く」
壁や仕切りを取り外す。ぶちぬく。「二部屋を―・いた宴会場」
(「撃ち抜く」とも書く)銃砲などをうって物を貫く。「銃弾胸板を―・く」
(「撃ち抜く」とも書く)最後の最後までうつ。「弾が尽きるまで―・く」
予定した通りに最後まで行う。「二四時間ストを―・く」
[可能]うちぬける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android