技術革新産業(読み)ぎじゅつかくしんさんぎょう(その他表記)technically innovating industry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「技術革新産業」の意味・わかりやすい解説

技術革新産業
ぎじゅつかくしんさんぎょう
technically innovating industry

第2次世界大戦後,革新技術によって生れた産業。具体的には電子工業石油化学工業 (合成樹脂合成繊維などを含む) ,原子力産業,ジェット航空機工業,コンピュータ機器工業,自動化・省力化機器工業などが含まれる。第2次世界大戦中,世界的に技術革新が進展したが,戦後,日本はその技術的空白を埋めるために急速に技術導入を行なった。電子材料におけるシリコン高分子化学におけるナイロンなど,おもに新素材を介しての技術の研究開発によるところも大きく,各産業の生産技術は発展,設備は近代化し,生産性の向上に貢献した。近年は新規需要の開拓などから製品への高付加価値化が進められ,非鉄金属の新素材への応用などの研究開発が進められている。

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