抄略(読み)ショウリャク

デジタル大辞泉 「抄略」の意味・読み・例文・類語

しょう‐りゃく〔セウ‐〕【抄略/抄×掠】

[名](スル)かすめ奪うこと。略奪
敵国を―し、去歳不遜挙動を懲らせしを以て満足し」〈竜渓経国美談

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「抄略」の意味・読み・例文・類語

しょう‐りゃくセウ‥【抄略】

  1. 〘 名詞 〙 内容がわかる程度に、ところどころ抜き出して書き記すこと。抜粋(ばっすい)。また、抜き出して注釈すること。
    1. [初出の実例]「毫(すこ)しも抄略(セウリャク)せずに改訳するのが急務である」(出典:嚼氷冷語(1899)〈内田魯庵〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「抄略」の読み・字形・画数・意味

【抄略】しようりやく

抄掠

字通「抄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android