精選版 日本国語大辞典 「抄掠」の意味・読み・例文・類語 しょう‐りゃくセウ‥【抄掠・抄略・鈔略】 〘 名詞 〙 かすめうばうこと。他人の金品を略奪すること。[初出の実例]「親族死亡子孫数人。常恐被二狄徒抄略一乎」(出典:続日本紀‐霊亀元年(715)一〇月丁丑)「斯軍に敵すと云ふにもあらねば辛くして抄掠の危難を免れたり」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)[その他の文献]〔後漢書‐袁術伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「抄掠」の読み・字形・画数・意味 【鈔掠】しよう(せう)りやく かすめとる。〔三国志、魏、鮮卑伝〕軻比能、~弦十餘騎、鈔掠して財物を得るに、付を均にし、一に目に決す。(つひ)に私する無し。故に衆の死力を得、餘部の大人、皆之れを憚す。字通「鈔」の項目を見る。 【抄掠】しよう(せう)りやく かすめ取る。〔後漢書、宋意伝〕臣、鮮(せんぴ)の匈奴を伐するを察するに、正(た)だ是れ其の抄掠を利とす。功をに歸するにびては、實に重賞を得るを貪るに由る。字通「抄」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by