折花攀柳(読み)セッカハンリュウ

デジタル大辞泉 「折花攀柳」の意味・読み・例文・類語

せっか‐はんりゅう〔セツクワハンリウ〕【折花×攀柳】

《花を折り柳によじのぼる意から》花柳界で遊ぶこと。

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精選版 日本国語大辞典 「折花攀柳」の意味・読み・例文・類語

せっか‐はんりゅうセックヮハンリウ【折花攀柳】

  1. 〘 名詞 〙 ( 花を折り柳によじのぼるの意 ) 花柳の巷(ちまた)に遊ぶこと。遊里芸者遊女と遊ぶこと。
    1. [初出の実例]「又所謂粋と呼び通と云ふ語が狭斜に生ぜしより推して日本紳士の理想が折花攀柳(セックヮハンリウ)情事にあるを認めざるを得ず」(出典:如是放語(1898)〈内田魯庵〉)

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四字熟語を知る辞典 「折花攀柳」の解説

折花攀柳

花を折り柳によじのぼる意。花柳のちまたに遊ぶこと。遊里で芸者や遊女と遊ぶこと。

[使用例] 株価は上がり、資産はふえ、大ていの無理は、いう目が出るというふうであったので、連日連夜の馬鹿遊びに、折花攀柳の数のみを誇っていた[舟橋聖一*堀江まきの破壊|1948~50]

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