…ただ,この区別を強調する必要のなかった,千利休を中心とする時代には,茶事という表現はなく,すべて茶会と呼ばれ,その茶会の記録,すなわち会記には,懐石の献立が含まれている。利休時代の茶会記をみると,その構成は今日の茶事と基本的に一致しているが,今日ではその様式が整備されて画一化しているのに対し,きわめて自由な対応を示している。それは茶の湯が日常生活それ自体に深く根ざしているところから,今日のような順序次第・約束事にとらわれない,臨機応変の処置がつねに要求されていたのである。…
※「茶会記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...