精選版 日本国語大辞典 「抜風」の意味・読み・例文・類語 ぬけ‐ふう【抜風】 〘 名詞 〙① ( 形動 ) 間のぬけていること。また、そのさま。とんまな様子。[初出の実例]「徳久何某、人に替(かわ)りたる生付にて、ちとぬけ風に相見へ申候」(出典:葉隠(1716頃)七)② 談林俳諧の手法の一つ。「ぬけ」の様式。→抜け⑥。[初出の実例]「源八兵衛は、ぬけ風(フウ)の俳諧して、埒の明ぬもの」(出典:浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例