押広・推広(読み)おしひろめる

精選版 日本国語大辞典 「押広・推広」の意味・読み・例文・類語

おし‐ひろ・める【押広・推広】

〘他マ下一〙 おしひろ・む 〘他マ下二〙 (「おし」は接頭語)
物事をひろくゆきわたらせる。ひろげる。ひろめる。
四河入海(17C前)一三「故推而広之〈略〉とは、薄々酒勝茶湯、醜々婦勝空房と云を推しひろめて、東州楽府を補て、既一篇を作たれども」
論旨を他に推し及ぼす。
※新浦島(1895)〈幸田露伴一八「御本意を拡張(オシヒロメ)しばかり毫(すこし)私意は加へ申さず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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