出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…そんな本意論の基本的精神を継承しながら,しかも固定化,因習化した美学を打破し,いま一度自分の新しい見方で万古不易の対象の生命――本情――をとらえ直そうとしたのが,芭蕉たち蕉風俳人の本意本情論である。その意味で,芭蕉たちは類型化,固定化した物の見方を嫌うが,また同時に奇物珍詞をおもしろがる〈私意〉をも厳しく排除する。【堀 信夫】。…
※「私意」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...