押立神社(読み)おしたてじんじや

日本歴史地名大系 「押立神社」の解説

押立神社
おしたてじんじや

[現在地名]湖東町北菩提寺

北菩提寺きたぼだいじ中一色なかいつしき集落の中間に鎮座する。祭神火産霊ほむすび神・伊邪那美いざなみ神。旧県社。境内社に祇園社・春日社・庚申社・稲荷社がある。本殿および大門は国指定重要文化財。本殿は三間社流造・向拝一間・檜皮葺、棟札二枚には応安六年(一三七三)四月二八日と記される。大門は四脚門・入母屋造・檜皮葺で、延文二年(一三五七)建造。社蔵縁起によると、創祀年代は未詳であるが、初め押立山中の三瀬みつがせ岳に鎮座したが、天元元年(九七八)神異があって下一色村の文屋康兼の邸内周囲一二間が陥没して池となり、霊水が湧出した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「押立神社」の解説

押立神社

(滋賀県東近江市)
湖国百選 社/寺編」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報