抽分(読み)チュウブン

デジタル大辞泉 「抽分」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ぶん〔チウ‐〕【抽分】

中国代に行われた輸入税現物一部を税として徴収するもの。

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精選版 日本国語大辞典 「抽分」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ぶんチウ‥【抽分】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 商品に対する一種課税。商品の一部をぬきとって上納すること。また、それに相当する額の金銭を上納すること。
    1. [初出の実例]「金渓和尚曰。天龍寺船帰朝之時。於鹿苑抽分也」(出典:鹿苑日録‐明応八年(1499)八月六日)
  3. 頭をはねること。割前(わりまえ)をとること。

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普及版 字通 「抽分」の読み・字形・画数・意味

【抽分】ちゆうぶん

抜取り税。

字通「抽」の項目を見る

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