

(ちゆう)の声がある。〔説文〕十二上に
を正字とし、「引くなり」と訓する。〔左伝、哀十一年〕「矢を抽(ぬ)きて、其の馬を策(むちう)つ」とあり、抜き出して取る意。
(りゆう)(留)は溜り水の象形字で、
はそれを抜き出す意であろう。抽はその形声の字である。
声として籀を収める。籀五上は「書を讀むなり」と訓し、抽引の義に近い。
▶・抽身▶・抽進▶・抽税▶・抽籤▶・抽線▶・抽替▶・抽
▶・抽腸▶・抽斗▶・抽頭▶・抽刀▶・抽導▶・抽読▶・抽撥▶・抽抜▶・抽付▶・抽風▶・抽諷▶・抽分▶・抽揚▶・抽列▶・抽裂▶・抽斂▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...