担ぎ込む(読み)カツギコム

デジタル大辞泉 「担ぎ込む」の意味・読み・例文・類語

かつぎ‐こ・む【担ぎ込む】

[動マ五(四)]人や物をかついで運び入れる。「救急病院に―・まれる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「担ぎ込む」の意味・読み・例文・類語

かつぎ‐こ・む【担込】

  1. 〘 他動詞 マ行五(四) 〙
  2. 物を肩や背にになって運び入れる。
    1. [初出の実例]「いと物淋しき古寺へ、かつぎこまれし彼お長」(出典:人情本・春色梅児誉美(1832‐33)初)
  3. 処置してもらうために事件仕事などを持ち込む。多く、やっかいな物事の場合にいう。
    1. [初出の実例]「冗談を商売にする男が十年に半日真面目な事件を担(カツ)ぎ込(コ)んでも誰も相手にするものはない」(出典趣味遺伝(1906)〈夏目漱石〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android