持網(読み)もちあみ

精選版 日本国語大辞典 「持網」の意味・読み・例文・類語

もち‐あみ【持網】

  1. 〘 名詞 〙 四手網一種。大きな方形嚢状の網の四隅に竹を組み立て、網の三方と底を網でつくり、一方に糸を数条張り、魚がはいるとその糸に当たって感じるので、そのときひきあげて漁獲する。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「見るも憂きは鵜縄に逃ぐる魚類(いろくづ)を遁らかさでもしたむもちあみ」(出典山家集(12C後)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む