指折り数える(読み)ユビオリカゾエル

精選版 日本国語大辞典 「指折り数える」の意味・読み・例文・類語

ゆびおり‐かぞ・えるゆびをりかぞへる【指折数】

  1. 〘 他動詞 ア行下一(ハ下一) 〙
    [ 文語形 ]ゆびをりかぞ・ふ 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 指を折り曲げて一つ一つ数えあげる。特に、年月を数える時に用いる語。
    1. [初出の実例]「何日(いつ)かるびなを連れ来るらんと、天にも登る心地して指折(ユビヲ)り数(カゾ)へ喜びし所へ」(出典露団々(1889)〈幸田露伴一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む