指輪と書物(読み)ゆびわとしょもつ(その他表記)The Ring and the Book

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「指輪と書物」の意味・わかりやすい解説

指輪と書物
ゆびわとしょもつ
The Ring and the Book

イギリス詩人 R.ブラウニングの長編物語詩。ある殺人事件を9人の視点から描き出したもので,全 12巻二万余行の大作最初の2巻は 1868年,あとの 10巻は 69年の出版作者フィレンツェ露店で見つけた事件の裁判記録小冊子に取材して,金細工師が指輪を加工するように,それを一つの詩篇に形成していった。作者が得意とする劇的独白の手法を最も大規模に活用した野心作

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