捲札(読み)めくりふだ

精選版 日本国語大辞典の解説

めくり‐ふだ【捲札】

〘名〙
① カルタ札の一種。日本で初めてのカルタである天正カルタの図柄が後に極端に崩れ、一枚ずつめくり、手札としたものの組合せなどにより点数を競う競技に使用されるようになって以後の呼称。また、それを用いて行なう競技や賭博(とばく)。めくりカルタ。
※黄表紙・玉磨青砥銭(1790)「よのなかにあそんでいるものは、めくりふだとぎんぎせるばかりなり」
② 花札などで、めくるために場の中央に伏せて積み重ねておく札。
※暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉三「彼は何気なくその札を受取り、めくり札(フダ)に切り込んで、直ぐ勝負にかかったが」

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