デジタル大辞泉 「捻」の意味・読み・例文・類語 ねん【捻】[漢字項目] [常用漢字] [音]ネン(慣) [訓]ひねる ねじるひねる。ねじる。「捻挫ねんざ・捻出/腸捻転」[難読]紙捻こより・捻子ねじ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「捻」の読み・字形・画数・意味 捻常用漢字 11画 [字音] ネン[字訓] ひねる・つまむ・とる[説文解字] [字形] 形声声符は念(ねん)。〔説文新附〕十二上に「指もて捻るなり」とあり、指先でひねりとることをいう。拈(ねん)・撚と声義が近い。ただ香を焚(た)くときは拈香、鼻をつまんで不快感を示すときは捻鼻、鬚(ひげ)をひねって思いめぐらすときは撚鬚(ねんしゆ)という。[訓義]1. ひねる、つまむ、とる。2. おさえる、もぎとる、ちぎりとる。[古辞書の訓]〔新字鏡〕捻 指末を以て豆牟(つむ) 〔名義抄〕捻 ヒネル・オス・ハサム・フサグ・ハグ[熟語]捻管▶・捻香▶・捻出▶・捻煩▶・捻鼻▶[下接語]一捻・間捻・手捻・愁捻 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報