揉み解す(読み)モミホグス

デジタル大辞泉 「揉み解す」の意味・読み・例文・類語

もみ‐ほぐ・す【×揉み解す】

[動サ五(四)]
もん柔らかくする。「筋肉を―・す」
気持ちを和らげるようにする。「緊張を―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「揉み解す」の意味・読み・例文・類語

もみ‐ほぐ・す【揉解】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. 固くなっている部分を揉んで柔らかくする。もみほごす。〔和英語林集成初版)(1867)〕
    1. [初出の実例]「この女作者の頭のうちに、自分の身も肉もこの亭主の小指の先きに揉み解(ホグ)される瞬間のある閃きがついと走った」(出典:女作者(1913)〈田村俊子〉)
  3. 気持を柔らげるようにしむける。
    1. [初出の実例]「計らずも気持までが、すっかり揉みほぐされて了った」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉水神)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android