搏撃(読み)ハクゲキ

デジタル大辞泉 「搏撃」の意味・読み・例文・類語

はく‐げき【×搏撃】

[名](スル)打ちたたくこと。また、責めつけること。
「王―して身完膚なく」〈東海散士佳人之奇遇

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精選版 日本国語大辞典 「搏撃」の意味・読み・例文・類語

はく‐げき【搏撃】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「搏」は手で打つこと )
  2. うつこと。たたくこと。また、互いに格闘すること。
    1. [初出の実例]「康荘飈気起、搏撃細塵飛」(出典:経国集(827)一四・奉和詠塵〈中尾良〉)
  3. せめつけること。押えつけること。
    1. [初出の実例]「搏撃することは鷙鳥の群鳥を撃が如なぞ」(出典:史記抄(1477)一六)
    2. [その他の文献]〔漢書‐翟方進伝〕

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普及版 字通 「搏撃」の読み・字形・画数・意味

【搏撃】はくげき

うつ。〔後漢書酷吏宣伝〕特に(め)されて洛陽の令と爲る。~豪彊を搏し、震慄(しんりつ)せざる(な)し。京師號して臥虎と爲す。

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