摂養(読み)セツヨウ

デジタル大辞泉 「摂養」の意味・読み・例文・類語

せつ‐よう〔‐ヤウ〕【摂養】

[名](スル)からだに気をつけること。摂生養生
自愛―して寒暑を犯す事勿れ」〈菊亭香水・世路日記〉

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精選版 日本国語大辞典 「摂養」の意味・読み・例文・類語

せつ‐よう‥ヤウ【摂養】

  1. 〘 名詞 〙 摂生し保養すること。ゆっくりと心身を休めること。養生。
    1. [初出の実例]「旧説曰、点心、謂点于空心也。早旦陰陽未分時、少喫食、此摂養法」(出典禅林象器箋(1741)飲啖)
    2. 「仙人と云て別に一種の人あるに非ず、〈略〉隠遁して摂養すれば頗る長生は得らるる道理なり」(出典:旧習一新(1875)〈増山守正〉下)
    3. [その他の文献]〔裴伯茂‐豁情賦序〕

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普及版 字通 「摂養」の読み・字形・画数・意味

【摂養】せつよう(やう)

養生。〔世説新語夙慧〕晉の孝武、年十二。時に天なり。晝日は複衣(き)ず、~夜は則ち褥(いんじよく)(団)を累(かさ)ぬ。謝(安)諫めて曰く、體宜しく常らしむべし。~らくは攝に非ざらんと。曰く、晝は動き、夜は靜かなりと。

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