摩那斯龍王(読み)まなしりゅうおう

精選版 日本国語大辞典 「摩那斯龍王」の意味・読み・例文・類語

まなし‐りゅうおう‥リュウワウ【摩那斯龍王】

  1. ( [梵語] Manasvin の音訳。大身・慈心と訳す ) 八大龍王一つ降雨をつかさどる。諸神阿修羅海水を攪乱したとき、身を以て喜見城を守ったという。
    1. [初出の実例]「八大龍王とて、法華経の同聞衆に有龍王難陀龍王〈略〉摩那斯(マナシ)龍王、優鉢羅龍王等」(出典源平盛衰記(14C前)一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 法華経 実例 初出

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android