攪土器(読み)カクドキ

デジタル大辞泉 「攪土器」の意味・読み・例文・類語

かくど‐き【×攪土器】

表土を掘り起こしたり土を砕いたりするのに用いる農具。また、土砂をかきまぜる装置

こうど‐き〔カウド‐〕【×攪土器】

土地すき起こし、耕土をやわらかにするのに用いる農具。かくどき。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「攪土器」の意味・読み・例文・類語

かくど‐き【攪土器】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 農具の一つ。表土の耕起砕土、また草根をとりのぞくのに用いるもの。
  3. 掘削した土砂を泥水として流送するため、土をかき混ぜる装置。

こうど‐きカウド‥【攪土器】

  1. 〘 名詞 〙 農具の一つ。表土をかきまぜ、土塊を砕き、草根を除くなど、耕土をやわらかにするのに用いる犂(からすき)状の道具攪砕器。かくどき。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android