耕土(読み)こうど

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

耕土
こうど

耕地表面の耕す部分の土層で、作土(さくど)ともいう。地表から5~30センチメートルの深さまでで、微生物が多く栄養分が豊富である。作土には作物の根が張り、養分や水分を吸収したり、植物体を支える場となる。土の性質は気候や地形、そこにすむ生物によって時とともに変わるが、耕土はさらに管理状態や作物にも強く影響される。畑地では有機物に富み、通水、通気性のよい耕土が望まれ、水田では高い養分保持能力の土が要求される。[星川清親]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の耕土の言及

【作土】より

…作物の根がひろがり,そこから作物に必要な養分や水を吸収する農地の最上部の層位。ふつう定期的に農具で耕起されるので耕土ともいう。しかし作物の種類または栽培法によっては,ほとんど耕起されない場合もある。…

※「耕土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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