故きを温ねて新しきを知る
過去の事跡や先人の知恵に学んで、現在の問題を考える土台とすること。
[使用例] 古いことばでありますが、「故きをたずねて新しきを知る。」昔の中に、もちろんよいところがありますから、それをたずねて、そうして今を知るようにしていかねばなりません[諸橋轍次*誠・明・健について|1968]
[由来] 「[論語]―為政」に出て来る、孔子のことばから。「故きを温ねて新しきを知らば、以て師と為すべし(昔のことを学んで、その知識を現在にも及ぼしていけるならば、先生として人に教える資格がある)」と述べています。なお、「温」は、「あたため」と読むこともあります。
〔異形〕温故知新。
出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報
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故きを温ねて新しきを知る
歴史や古典などをよく研究し、新しい事柄や現実の問題を深く認識する。過去の事跡や先人の知恵に学んで、今を知るよすがにする。「温故知新」ともいう。
[使用例] 古いことばでありますが、「故きをたずねて新しきを知る」昔の中に、もちろんよいところがありますから、それをたずねて、そうして今を知るようにしていかねばなりません[諸橋轍次*誠・明・健について|1968]
[解説] 新しく起こる出来事に対処するためには、古典の世界に分け入って、先人の知恵からよく学ぶべきだとする教え。「論語―為政」にある孔子のことば。
出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報
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