コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

故実読み こじつよみ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

故実読み
こじつよみ

漢字で書かれた言葉で,その読み方が古くからの慣用で決っており,字形からの類推を許さない特別なもの。有職故実のうえでは大切なこととして読み方をまちがえてはならないとされた。「有職 (ゆうそく) 読み」「名目 (みょうもく) 」ともいう。『訓点新例』にある漢籍の読み方 (『礼記 (ライキ) 』『文選 (モンゼン) 』など) や,『名目抄』にある「元日 (グヮンニチ) 」「女王禄 (ワウロク〈女を読まない〉) 」「定考 (カウヂャウ) 」などがその例。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

こじつ‐よみ【故実読み】

漢字で書いた語を古来の慣用に従って読む特別な読み方。「(こつ)」を「しゃく」、「即位(そくい)」を「しょくい」、「掃部(かにもり)」を「かもん」と読む類。名目(みょうもく)。名目読み。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

こじつよみ【故実読み】

漢字で書かれた語を、古来の慣例に従って読む特別な読み方。「笏こつ」を「しゃく」、「掃部かにもり」を「かもん」、「定考じようこう」を「こうじょう」と読む類。有職ゆうそく読み。名目みようもく。名目読み。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

故実読みの関連キーワード読み癖・詠み癖・読癖・詠癖慣例

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android