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女王禄 オウロク

大辞林 第三版の解説

おうろく【女王禄】

平安時代、白馬節会あおうまのせちえの翌日(正月8日)と、新嘗にいなめ祭の翌日(11月中の巳の日)に、紫宸殿ししんでんで皇族の子女(女王)に絹布・綿などを下付する儀式。 〔「女」の字は慣例として読まない〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

女王禄
おうろく

「女」を略して「おうろく」と読む。正月8日(「白馬節会(あおうまのせちえ)」の翌日)と11月の新嘗(にいなめ)祭の翌日、女王(にょおう)に禄を賜る儀式。天皇、皇后の出御をはじめ、尚侍(しょうじ)、典侍なども参加、紫宸殿(ししんでん)の庭に幄(あく)(天幕)を張り、女王たちに絹や綿などを賜った。禄を賜る順序は年の順ではなく、世次によった。禄を賜る女王は262人もいた、と『延喜式(えんぎしき)』にある。[山中 裕]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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