故態(読み)コタイ

デジタル大辞泉 「故態」の意味・読み・例文・類語

こ‐たい【故態/古態】

もとの姿。「―に復する」

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精選版 日本国語大辞典 「故態」の意味・読み・例文・類語

こ‐たい【故態・古態】

  1. 〘 名詞 〙 もとのままのすがたや有様。昔のままのすがた。
    1. [初出の実例]「故態今宵除未得、春来貧病両依然」(出典枕山詩鈔初編(1859)中・除夜)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐厳光伝〕

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普及版 字通 「故態」の読み・字形・画数・意味

【故態】こたい

いつもの状態旧態。〔後漢書逸民、厳光伝〕光、乃ち投札して之れに與へ、口授す。~(侯)、書を得て之れを封奏す。(光武)笑つて曰く、狂奴の故態なりと。車駕(しやが)日其のに幸す。光、臥してきず。

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