精選版 日本国語大辞典 「故歩」の意味・読み・例文・類語
こ‐ほ【故歩】
〘名〙
① もとの歩き方。特に、趙の都、邯鄲(かんたん)に行って都の歩みぶりを学ぼうとした者が、もとの歩き方まで忘れてしまい、はって故郷へ帰ったという「荘子‐秋水」に見える邯鄲の歩みの故事から、もとのやり方、方法、また、今までの長所をいう。
※童子問(1707)中「後雖下遭二大賢君子一、而自知中其非上、卒不レ能レ改二其故歩一」
② 保守的で旧態を持続すること。
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