コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

敢ふ アウ

4件 の用語解説(敢ふの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

あ・う〔あふ〕【敢ふ】

[動ハ下二]
耐える。持ちこたえる。→敢(あ)えなむ
「秋風に―・へず散りにしならしばのむなしき枝に時雨すぐなり」〈秋篠月清集
おして…する。しとげる。→敢えて
(他の動詞の連用形に付いて)すっかり…する。…しつくす。→敢えず
「天雲に雁そ鳴くなる高円(たかまと)の萩の下葉はもみち―・へむかも」〈・四二九六〉
[補説]現代では副詞化した「あえて」のほか「あえず」の形で用いられる。

おう〔あふ〕【敢ふ】

[動ハ下二]あ(敢)う

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

あう【敢ふ】

( 動下二 )
よそから加えられる力に対して、その状態のままなんとか持ちこたえる。こらえる。堪える。 「秋されば置く露霜に-・へずして都の山は色づきぬらむ/万葉集 3699
さしつかえない。してもよい。 「人、多く見る時なむ透きたる物着るは、凡俗に思ゆる、ただ今は-・へ侍りなむ/源氏 蜻蛉
(動詞の連用形に付いて)
しおおせる。 「人の心は守り-・へぬもの/万葉集 2657
すっかり…する。 「高円たかまとの萩の下葉はもみち-・へむかも/万葉集 4296

おう【敢ふ】

( 動下二 )

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

敢ふの関連キーワード堪ふ答える踏み堪える持ち堪える横たふ横たえる応ふ答ふ耐え抜く耐える

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone