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敷設艦 ふせつかん minelayer

翻訳|minelayer

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

敷設艦
ふせつかん
minelayer

機雷を敷設することを目的とする軍艦。 19世紀のロシア敷設艦『アムール』の建造が最初。敷設艦の任務は港湾,海峡水道などの防御のための敷設,敵性国沿岸の強行敷設,外洋の機雷原つくりのほか,ケーブル敷設を目的とするものもある。

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デジタル大辞泉の解説

ふせつ‐かん【敷設艦】

機雷を運び、敷設することを任務とする軍艦。

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世界大百科事典 第2版の解説

ふせつかん【敷設艦】

各種水中武器を海中に敷設することを任務とする軍艦。一般的には機雷を敷設する艦minelayerを敷設艦と称する。この種の艦が扱う水中武器としては,機雷のほかに潜水艦捕獲網,水中音響機器,海底ケーブルなどが含まれる。機雷の発達に伴って19世紀末にロシア海軍が,機雷敷設を専門に行う艦として〈アムール〉を建造したのが敷設艦の最初であり,以後各国とも専門の敷設艦を建造するようになり,排水量2000トン内外で,機雷を400~500個積載している艦が多い。

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大辞林 第三版の解説

ふせつかん【敷設艦】

機雷を敷設するための軍艦。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

敷設艦
ふせつかん
minelayer

機雷を海中に敷設する任務の艦艇。軍艦の一種。広義には各種水中電纜(でんらん)(ケーブル)、水中音響探知装置などの水中器材を敷設するものもこの名称でよばれる。海上自衛隊は前者を機雷敷設艦、後者を敷設艦に種別している。一般に敷設艦は艦内に機雷格納庫、機雷揚収装置などを有し、機雷は上甲板または艦内の中甲板に設けた投下軌条で移送され、チェーンコンベヤーにより艦尾から投下敷設される。1899年ロシアが最初の専用敷設艦アムールAmurを完成し、以後各国で新造、改造により、敵沿岸へ強行敷設する高速艦、外洋機雷原設置用の大型艦、自国沿岸・港湾防備用の小型艦などが出現した。第二次世界大戦後は航空機あるいは潜水艦が敵地への攻勢機雷戦を行うようになり、現代の敷設艦はおもに通峡阻止、外洋機雷原形成、自国沿岸・港湾防御などのための敷設任務に用いられ、1700~3000トン、機雷300~500個搭載の外洋型のほか、それ以下の沿岸型などがあり、前者には掃海母艦、潜水母艦、練習艦などを兼ねているものもある。また、水上戦闘艦艇などに機雷敷設能力を設けている国もある。[阿部安雄]
『『世界の艦船第383号 特集 機雷敷設艦物語』(1987・海人社) ▽石橋孝夫著『艦艇学入門――軍艦のルーツ徹底研究』(2000・光人社) ▽Stephen SaundersJane's Fighting Ships 2010-2011(2010, Jane's Information Group)』

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