潜水母艦(読み)センスイボカン

デジタル大辞泉 「潜水母艦」の意味・読み・例文・類語

せんすい‐ぼかん【潜水母艦】

潜水戦隊の旗艦で、潜水艦部隊の指揮補給とに当たる軍艦

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「潜水母艦」の意味・読み・例文・類語

せんすい‐ぼかん【潜水母艦】

  1. 〘 名詞 〙 軍艦の一種。潜水戦隊の旗艦となり、潜水艦部隊の指揮と補給にあたる。〔現代術語辞典(1931)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「潜水母艦」の意味・わかりやすい解説

潜水母艦【せんすいぼかん】

潜水艦に随伴して,その指揮をとり,燃料・弾薬・食料・水などの補給,整備,修理や,乗員休養などを任務とする艦船。今日では潜水艦の水中高速化,原子力化などにより母艦も高度の性能が要求され,原子力機関に対する整備能力,ミサイル補給施設などを備えた大型艦が建造されている。米国ハンレー(満載排水量1万8300トン),サイモン・レーク(2万2500トン)などが代表的。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「潜水母艦」の意味・わかりやすい解説

潜水母艦
せんすいぼかん
submarine tender

洋上,あるいは設備がない前進基地に出航して,潜水艦に対して武器,燃料,食糧などの補給や,修理を行う軍艦。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android