文之(読み)ぶんし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「文之」の意味・わかりやすい解説

文之
ぶんし

[生]天文24(1555)
[没]元和6(1620).9.30.
戦国時代末期から江戸時代初期にかけての禅僧,宋学者。名は玄昌。号は南浦 (なんぽ) ,狂雲など。日向の人。桂庵玄樹を師とし (→薩南学派 ) ,宋学の新注に訓点を施した。文之点と呼ばれる。なお,弟子の如竹が寛永2 (1625) 年に刊行した『大魁四書』は加点本刊行の初めである。儒学を講じ,島津氏の帰依を受け,外交文書作成にもあたり,晩年は鹿児島大竜寺開祖として同寺で示寂。『南浦文集』など著書多数。

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