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文明の衝突 ぶんめいのしょうとつ clash of civilizations

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知恵蔵2015の解説

文明の衝突

ポスト冷戦の世界では、イデオロギー対立に代わり文明の対立が紛争の主な要因となるという主張。米国のS.ハンチントンが提唱。主要文明を西欧、イスラム、儒教、日本など8つに分類、現代史を西欧の優位に対してイスラム・儒教などが台頭しようとする文明間のパワーシフトと描き出す。文明圏を単位とした地域主義、一部での原理主義の台頭を共通の傾向とし、旧ユーゴ紛争(ユーゴスラビア内戦)、湾岸戦争、中国の台頭などを文明の対立という図式で説明。冷戦後の紛争をどう考えるか混乱した米国で、新しい敵を見定める図式の提示として話題を呼んだ。

(坂本義和 東京大学名誉教授 / 中村研一 北海道大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

文明の衝突

米国の政治学者サミュエル・ハンチントン氏が唱えた説。冷戦終結後、世界は西欧、イスラム、儒教など8大文明に分かれて対立する恐れを指摘。特にイスラムと西欧が激突する可能性に触れ、「文明の衝突」と呼んだ。01年の9・11同時多発テロ事件で注目を集めた。

(2008-10-19 朝日新聞 朝刊 3総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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