原理主義(読み)げんりしゅぎ

デジタル大辞泉の解説

げんり‐しゅぎ【原理主義】

キリスト教で、聖書の無謬性を信じ、キリストの処女降誕・贖罪・復活・奇跡などを歴史的事実として認識する信仰上の立場。進化論や聖書の批判的解釈を容認する近代主義に対抗する運動として、1900年代初期に米国のプロテスタント諸派内で生じた。根本主義。ファンダメンタリズム。
一般に、基本的な理念や原理原則を厳格に守ろうとする立場。市場原理主義など。
1から転じて》聖典や教義を忠実に解釈し実践しようとする思想や運動。イスラム原理主義など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

げんりしゅぎ【原理主義】

聖典などに根拠をもつ教義・規範などを厳守し、世俗主義に対抗しようとする宗教的思想・運動。
特に、イスラム世界の西欧化・世俗化を否定し、原点に帰ってイスラム法の適用された国家・社会を築こうとする思想運動。イスラム復興主義。イスラム原理主義。 → 根本主義
一般に、原理・原則を重視し、その徹底をはかろうとする立場。市場原理主義など。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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