ふ‐いり【斑入】
- 〘 名詞 〙 地の色と違った色がまだらに交っていること。また、そのもの。植物では、葉・茎・花弁・果皮などで一部に色素の欠損などにより概観上二種以上の色を呈する部分から成り立っている状態。園芸品種として珍重される。斑の入り方は覆輪、掃込(はきこみ)、切斑、虎斑、条斑(すじふ)などがある。
- [初出の実例]「万年青は斑葉(フイリ)を貴ぶ」(出典:小学読本(1874)〈榊原・那珂・稲垣〉三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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