精選版 日本国語大辞典 「断臂」の意味・読み・例文・類語 だん‐ぴ【断臂】 〘 名詞 〙 ひじを断ち切ること。ひじを失うこと。とくに、慧可禅師が左臂を断って至信を示し達磨大師に入門を許された故事に基づき、僧が捨身供養(しゃしんくよう)の一つとして行なう行為をさすことが多い。[初出の実例]「斯義難知、断臂接足」(出典:性霊集‐七(835頃)僧寿勢為先師入忌日料物願文)[その他の文献]〔韓愈‐論仏骨表〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「断臂」の読み・字形・画数・意味 【断臂】だんぴ 腕を切る。宋・欧陽脩〔尚書工部郎中欧陽公墓誌銘〕是れより先、京師(みのり)旱す。圖(ふと)の人、臂を斷(き)りて雨をるり。官爲に寺を龜山にす。京師の王大人よりして、皆禮もて之れに下る。其の勢ひ、四方を傾動す。字通「断」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報