新仮名遣(読み)しんかなづかい

精選版 日本国語大辞典 「新仮名遣」の意味・読み・例文・類語

しん‐かなづかい ‥かなづかひ【新仮名遣】

〘名〙
① 新しく定められたかなづかい
時事新報‐明治三三年(1900)九月一三日「国語の仮名遣ひにも文部省新仮名遣ひを採用せしむるの策を講じ」
現代語をかなで書き表わす場合の準則として、昭和二一年(一九四六)一一月、内閣が告示したかなづかい。歴史的かなづかいに対していう。新仮名。現代仮名遣い。⇔旧仮名遣い
造本印刷(1948)〈山岡謹七〉六「すすんで、新かなづかい当用漢字略字を採用しており」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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