新国際開発戦略(読み)しんこくさいかいはつせんりゃく(その他表記)New International Development Strategy; NIDS

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「新国際開発戦略」の意味・わかりやすい解説

新国際開発戦略
しんこくさいかいはつせんりゃく
New International Development Strategy; NIDS

1980年の国連総会で採択された「第3次国連開発の 10年」のための戦略発展途上国の経済成長目標率を年7%,一人当たりの GNP4.5%,農業生産4%,工業生産9%の伸び率を設定した。これらを達成するための投資は,国内貯蓄だけでは不十分なため,その不足分を補う先進諸国からの政府開発援助は,供与国の GNPの 0.7%とするなどが主な内容。従来の途上国開発の教訓を踏まえて,後発途上国への配慮,貧困解消,人的資源や社会開発の必要などをうたっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む