新妻イト(読み)ニイズマ イト

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「新妻イト」の解説

新妻 イト
ニイズマ イト


肩書
衆院議員,社会党婦人局長

旧名・旧姓
旧姓=鈴木

別名
別名=新妻 伊都子

生年月日
明治23年8月5日

出生地
神奈川県横浜市弁天通

学歴
紅蘭女学校〔明治43年〕卒

経歴
横浜の富裕な商店に生まれ、店の番頭と結婚したがほどなく離婚。大正5年渡米しサンフランシスコ・ビジネス・カレッジのタイプ科、英文速記科を卒業し、8年に帰国。12年相互職業婦人会を創設し、タイピスト女塾を経営。以後、職業婦人運動家として活躍し、昭和2年関東婦人同盟委員長。10年「家庭新聞」を創刊戦後は21年社会党公認で衆院議員に当選。47年労働省婦人少年局の初代婦人課長に就任

没年月日
昭和38年7月15日

家族
夫=新妻 莞(評論家)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「新妻イト」の解説

新妻 イト
ニイヅマ イト

大正・昭和期の社会運動家 衆院議員;社会党婦人局長。



生年
明治23(1890)年8月5日

没年
昭和38(1963)年7月15日

出生地
神奈川県横浜市弁天通

旧姓(旧名)
鈴木 イト

別名
別名=新妻 伊都子

学歴〔年〕
紅蘭女学校〔明治43年〕卒

経歴
横浜の富裕な商店に生まれ、店の番頭と結婚したがほどなく離婚。大正5年渡米しサンフランシスコ・ビジネス・カレッジのタイプ科、英文速記科を卒業し、8年に帰国。12年相互職業婦人会を創設し、タイピスト女塾を経営。以後、職業婦人運動家として活躍し、昭和2年関東婦人同盟委員長。10年「家庭新聞」を創刊。戦後は21年社会党公認で衆院議員に当選。47年労働省婦人少年局の初代婦人課長に就任。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「新妻イト」の解説

新妻イト にいづま-イト

1890-1963 大正-昭和時代の社会運動家。
明治23年8月5日生まれ。大正12年相互職業婦人会を設立し,女性の職場進出につとめる。昭和2年関東婦人同盟執行委員長。21年衆議院議員(社会党),翌年労働省婦人少年局の初代婦人課長。昭和38年7月15日死去。72歳。神奈川県出身。横浜紅蘭高女卒。旧姓は鈴木。本名は伊都子(いつこ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「新妻イト」の解説

新妻 イト (にいづま いと)

生年月日:1890年8月5日
大正時代;昭和時代の社会運動家。関東婦人同盟委員長
1963年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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