新宮陣屋跡(読み)しんぐうじんやあと

日本歴史地名大系 「新宮陣屋跡」の解説

新宮陣屋跡
しんぐうじんやあと

[現在地名]新宮町新宮

栗栖くりす川の左岸、JR姫新線播磨新宮駅の北にある新宮藩(のち旗本)池田氏の陣屋跡。初代池田重利は京都本願寺坊官下間家の出であった。江戸時代初期の本願寺の東西分裂の混乱のなか、危機に陥ったところを母の異父弟である姫路藩主池田輝政に助けられ家臣となり、知行三千石を与えられた。その後重利は輝政の子利隆の命により池田姓を名乗ることとなった。慶長一九年(一六一四)から翌年にかけての大坂の陣で尼崎城の守備に大きな功績を挙げ、摂津で一万石の大名に取立てられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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