新田静湾(読み)ニッタ セイワン

20世紀日本人名事典 「新田静湾」の解説

新田 静湾
ニッタ セイワン

明治期の小説家



生年
明治11(1878)年

没年
(没年不詳)

出生地
島根県松江

本名
新田 新一郎

経歴
郷里の私塾に学び上京、小説家江見水蔭の江水社の作家として活躍。明治31〜36年にかけ文芸倶楽部に「櫓太鼓」、「威力圧力」など、国木田独歩、広津柳浪らの作品と並載された。40年代には作品数少なく、山陽新報の記者を務めたといわれる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android