新知(読み)シンチ

デジタル大辞泉 「新知」の意味・読み・例文・類語

しん‐ち【新知】

新しい知り合い。新しい知人。
新地しんち3」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「新知」の意味・読み・例文・類語

しん‐ち【新知】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 新しく知りあいになること。また、新しい知人。新知己(しんちき)
    1. [初出の実例]「新知未幾日、送別何依依」(出典懐風藻(751)秋日於長王宅宴新羅客〈刀利宣令〉)
    2. [その他の文献]〔鮑照‐詠双燕詩〕
  3. しんち(新地)
    1. [初出の実例]「しさひあって在京する所に安堵の御教書たまはり新知拝領して帰国すると云ふ」(出典:天理本狂言・入間川(室町末‐近世初))
  4. しんちしき(新知識)」の略。
    1. [初出の実例]「我日本国中の人々と新知を開くの楽を同し」(出典:新聞雑誌‐第一号・明治四年(1871)五月)

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普及版 字通 「新知」の読み・字形・画数・意味

【新知】しんち

はじめて知りあった人。〔楚辞九歌、小司命〕悲しきは生別離より悲しきは(な)く 樂しきは新たに相ひ知るより樂しきは

字通「新」の項目を見る

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