かた‐ふたがり【方塞】
- 〘 名詞 〙 ( 「ふたがり」はふさがることの意 ) 陰陽道で、行こうとする方角に、天一神(=中神(なかがみ))が巡行していて、行くことができないこと。また、その時刻。ある方角に行くと災いがあるとする、おもに中古に行なわれた伝承。かたふさがり。かたふたぎ。→方違(かたたが)え。
- [初出の実例]「方ふたかりとて男の来ざりければ」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)恋四・八一五・詞書)
かた‐ふさがり【方塞】
- 〘 名詞 〙 =かたふたがり(方塞)
- [初出の実例]「Katafusagari カタフサガリ」(出典:改正増補和英語林集成(1886))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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