日下部定好(読み)くさかべ さだよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日下部定好」の解説

日下部定好 くさかべ-さだよし

1542-1616 織豊-江戸時代前期の武士
天文(てんぶん)11年生まれ。はじめ織田信長の家臣恩賞への不満から,徳川家康につかえる。天正(てんしょう)10年大須賀康高(やすたか)の甲斐(かい)(山梨県)鎮圧にしたがい甲斐奉行となる。慶長5年徳川秀忠の信濃(しなの)(長野県)上田城攻めに際し旗奉行をつとめた。元和(げんな)2年8月30日死去。75歳。初名は吉定。通称は兵右衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android