日暮し(読み)ヒグラシ

デジタル大辞泉 「日暮し」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ぐらし【日暮(ら)し】

朝から晩まで。一日じゅう。ひねもす。副詞的にも用いる。「日暮らし読書にふける」
(「蜩」「茅蜩」とも書く)半翅はんし目セミ科の昆虫。体長4センチくらい。体は褐色で緑や黒の斑紋があり、はね透明。7~9月に出現し、林や森で早朝夕方にカナカナと鳴く。かなかな。くつわぜみ。 秋》「書に倦むや―鳴いて飯遅し/子規
[類語](1一日中丸一日一昼夜日一日ひいちにち二六時中四六時中一日ひとひ全日ぜんじつ終日しゅうじつ通日尽日日がな一日ひもすがらひねもす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 全日

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android