日暮し(読み)ヒグラシ

デジタル大辞泉 「日暮し」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ぐらし【日暮(ら)し】

朝から晩まで。一日じゅう。ひねもす。副詞的にも用いる。「日暮らし読書にふける」
(「蜩」「茅蜩」とも書く)半翅はんし目セミ科の昆虫。体長4センチくらい。体は褐色で緑や黒の斑紋があり、はね透明。7~9月に出現し、林や森で早朝夕方にカナカナと鳴く。かなかな。くつわぜみ。 秋》「書に倦むや―鳴いて飯遅し/子規
[類語](1一日中丸一日一昼夜日一日ひいちにち二六時中四六時中一日ひとひ全日ぜんじつ終日しゅうじつ通日尽日日がな一日ひもすがらひねもす

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android