日本と中国の戦争

共同通信ニュース用語解説 「日本と中国の戦争」の解説

日本と中国の戦争

1931年9月18日、満州(現中国東北部)制圧を企てた関東軍は奉天近郊の柳条湖で南満州鉄道爆破、中国軍の仕業として軍事行動を拡大し「満州事変」に発展した。32年にかいらい国家「満州国建国。日本は国際連盟を脱退し、孤立化した。37年7月、北京郊外で起きた「盧溝橋事件」を発端に、全面戦争に突入した。同12月、日本軍は首都南京を占領。民間人を含む多数の中国人を殺傷した。中国の徹底抗戦で長期化し、41年12月の太平洋戦争勃発で米・英・オランダ・中国など連合国との戦争となった。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android