日本カメラ博物館(読み)にほんカメラはくぶつかん(英語表記)JCII Camera Museum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本カメラ博物館」の意味・わかりやすい解説

日本カメラ博物館
にほんカメラはくぶつかん
JCII Camera Museum

1989年に東京都千代田区一番町に開館した,カメラ専門の博物館日本カメラ財団が管理・運営している。日本製の歴史的なカメラおよそ 300点が常設展示されており,レンズストロボ三脚などの機材収蔵・公開展示される。また,特別展としてテーマに沿った内容の世界中のカメラも幅広く展示・紹介する。輸出向けカメラの検査機関であった日本写真機光学機器検査協会(のちの日本カメラ財団)が,業務のかたわら収集してきたものが中心になっている。学識経験者からなる委員会が後世に残すべきものとして認定した「歴史的カメラ」は,技術発展の足跡を示している。

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日本の美術館・博物館INDEX 「日本カメラ博物館」の解説

にほんカメラはくぶつかん 【日本カメラ博物館】

東京都千代田区にある歴史博物館。平成元年(1989)創立。国内外のカメラを収蔵・展示し、日本のカメラの発展史を紹介する。
URLhttp://www.jcii-cameramuseum.jp/
住所:〒102-0082 東京都千代田区一番町25
電話:03-3263-7110

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