日本六十六州一ノ宮石祠(読み)にほんろくじゆうろくしゆういちのみやせきし

日本歴史地名大系 「日本六十六州一ノ宮石祠」の解説

日本六十六州一ノ宮石祠
にほんろくじゆうろくしゆういちのみやせきし

釈長明火定所を中心にして並んでいる。小祠前面国名と神名を刻む。文化七年(一八一〇)栃原とちはら大昌だいしよう寺の隠居僧瑞応が丹精をこめて法華経六六部を書写し、これを火定塔の周囲に埋納し、その上に石壇を設け日本六六ヵ国の一の宮の祠を建てた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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